映画館ポップコーン呼吸法と管楽器にオススメお辞儀呼吸法

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映画館ポップコーン呼吸法とは


ポップコーンを食べながらの映画鑑賞は、休日の楽しみの一つ!ですね。
リラックスして、足も組んじゃったりして・・

上半身だけの自然な呼吸法

この時の呼吸の状態はまあ呼吸法というようなものではなく、全く自然です。
吸気も排気も弱く少量で、基本、鼻だけで呼吸していますね。

また呼吸のために使っているのは鼻から胸部までと部分的で、横隔膜による腹式呼吸は全く行われていません。さらに上半身のみ使用しており、下半身は使われていません

ポップコーン呼吸法で管楽器は吹けるか?

はい、吹けます!  
ただし限定的にですが・・・

条件として、レスポンス(音の鳴り出しやすさ)が良い状態であること。

それだと

  1. 中程度までの音量
  2. 短い時間

    であれば吹くことはできます。

しかし、これでは曲の演奏はできないので別の方法が必要になります。


下半身の支えが大事なんです!

腹式呼吸は下半身で支えています

スポーツ、クラシックバレエ、茶道などには「体幹」が必要と良く言われます。

上半身がリラックスしてバランスよく効率的に動くためには、下半身の支えによって、上半身に芯のようなものが作り出されている状態が望ましく、これを体幹がしっかりいていると言う様です。

管楽器を演奏するのにも、必要な息を腹式呼吸で横隔膜を下げて溜め込み、それを維持するために下半身の助けが必要です。

真っ直ぐorやや反って吹いてみる

 吸気を溜め込んでいくことには問題はありませんが、比較的すぐに排気してしまって長時間吹けないし、排気の量やスピードのコントロールもあまりできません。

下半身が支えているお辞儀がヒント!

腰から上の上半身を前後させる「お辞儀

もし下半身の支えがなかったら、前に倒れたりひっくり返ったりしちゃいますよね。

上半身を支える下半身の大事さ、だんだん分かってきましたか?

管楽器のブレスにもこの下半身の支えが大きな役割を果たしています。

発音練習「おじぎ Sound」の勧め

次のルーティンで、下半身の支えを感じながら吹いてみましょう。

体幹のぶれない、芯のあるサウンドが作れるはずです。

お試しあれ!

STEP
4拍ブレスします。

鼻からと、合わせてアンブッシュアに影響しない程度に口の両端からたっぷり吸気します。

STEP
同時に、上半身を軽く前へ押し出します。

上半身に息を溜め込む意識少し前へ倒します。
横隔膜を押し下げ身体に入った息が、引き絞った弓の様に張り詰めている感じです。
ちなみに、英語でお辞儀のことは bowing。弓(bow)のイメージから来ている様です。:

お辞儀する人
STEP
発音、排気し、同時に上半身を戻していきます。

発音と同時に、重さのあるものを押していくイメージで排気しながら、上半身を元の位置に戻していきます。

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