管楽器は空気の柱で音を作ってるよ

基礎合奏やってたら
ユニゾンのロングトーン練習で
ピアノ(p)になるとバンド全体のピッチが上がってしまいます。
これってどうすれば良いんですか。

弱く吹くとピッチが上がる。
音程は振動数(デシベルdb)で変わるから
何か振動と関係がありそうね。

目次

管楽器の音程は空気柱の長さで決まる

普通よりピッチが高くなってしまうとはどういう状態なんでしょう?
ここでは、呼吸法やアンブッシャー、レスポンス等が無理なく準備され、正しい奏法で演奏した場合で考えてみます。

管楽器の音が鳴る仕組み

まず管楽器の音が鳴る仕組みをおさらいしておきましょう。

  1. 楽器に空気が入る
  2. 振動体(唇やリード)が振動する 
  3. 振動が楽器内の空気に伝わる
  4. 固有の高さ強さ音色を持った「音(空気柱)」ができる
  5. 空気柱が周りの空気を振動させる
  6. その振動が、音圧を持った音波となって広がっていく
  7. 人間の聴覚機能によって、その楽器の音色、音程、音量として認識される

なるほどー。
じゃ、次は音程ができる仕組みをもっと知りたいです。

音の高さは空気柱の長さ(体積)に反比例する

管楽器の音程は
楽器内で振動させる空気の柱の長さ
で作ります。

あ!そういえば
コップに水を入れて叩く実験、理科でやったな。
水の量を変えると、音の高さが変わるやつ。
あれと一緒ですか?

コップを叩くと
水の量が少ない → 高い音になり
水の量が多い → 低い音って
いう実験ですね。

あれと逆です。


この実験
管理人は叩いて比べた記憶しかない💦のですが

水の入っていない上の部分の空気を振動させると、叩くのと反対の現象が出ます。

コップに水を入れて空気を振動させると
  • 振動している空気柱が長ければ、低い音が鳴る
  • 振動している空気柱が短ければ、高い音が鳴る

この実験をされているサイトがありました。
こちらのリンクから拝見させて頂けます。(別タブで開きます。)

👉 https://contest.japias.jp/tqj19/190120/page9.html

cup

音の世界 Universe of sound

https://contest.japias.jp/tqj19/190120/page9.html

なぜピッチが上がる? その音程に必要な管の長さで振動していない説

音や音程のできる仕組みが分かったら、今回の本題に戻りましょう。

まず、生徒ちゃんの質問を整理すると

普通の音量で吹いた時には良いが、pianoなど弱い音量、小さな音で演奏すると音程が上がる

音程は「空気柱」の長さ(正確には体積)で決まることから、原因として次のような仮説が立てられます。

規定の長さより短い長さしか振動していない

では、なぜ「空気柱が短く」なったのでしょう。

その体積を振動させるのに十分な「息の量」と「スピード」が不足したため


管楽器は、楽器ごとに、ある音程を作るための空気柱の体積が、設計上決められています。
規定の空気柱振動が、規定の振動数を作るように作られている訳です。

したがって音量がフォルテでもピアノでも
この空気の柱、今必要な体積を振動させることによって
安定したピッチで演奏することができます。

 

そうだったんですね!
じゃあ〜 ただ吹くんじゃなくて
必要な長さや体積の空気を振動させる
イメージでやってみまーす!

そうですね。
今回の生徒ちゃんのケースだと
弱奏で空気の量と圧力が足りていない状態になっている訳です。

抜けの良い音をイメージして
楽器にスッキリ息を通していくことが解決のポイントになると思います。

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